令和2年4月             
北杜市立甲陵高等学校 校長 小尾 和正
甲陵高校で卒業までに身につけてほしい力とは

校訓「立志躬行」の下、本校教育目標にある「たくましく、正しく、美しい人生の創造者」となるために、学業・特別活動・学校行事等の諸活動を通じて、生徒一人一人が以下の資質・能力を身につけることが大切です。
①学力を高め、自身の進路の実現に向けて励む力
 ②積極的に前進する力
 ③豊かな人間性

 もちろん多くの生徒が大学進学を目指し入学してくる本校においては、大学に入学するための学力をつけることが第一ですが、これは、皆さんが将来社会において自由に活躍することができるようになるための基礎的能力の一つです。大学に進学することは目的ではありません。皆さん自身が豊かな人生を送り、さらに、自分自身、家族、そして周りの多くの人々に安心と安全を担保でき、国内及び世界の人々の安寧を目指す各所において適材適所の仕事を担えるための教養、そして人間力を本校で身につけて欲しいと思います。

生徒たちへのメッセージ

生徒諸君が社会で活躍する時代は、予測困難な新時代といわれます。しかしそのような状況は、実は有史以来何度もこの日本には起きているのです。先例がなくても、時代に流されず、その時その時をたくましく生き抜くための「知恵」と「勇気」、そして他者と協力する資質・能力を兼ね備えているのが甲陵生。
 社会では、校訓「立志躬行」のように「志」を持ち、自信を持って最後まで粘り強くやり遂げることがますます求められます。先のラグビーワールドカップで強敵アイルランドを倒した日本チームの主将リーチ・マイケルが勝因として挙げたのは、「自分たちが自分たちを信じ切れるということが一番の要因」というものでした。ハードな練習に裏付けられた、その自信。
 不確実な時代に自分自身を最後まで信じ切る能力を身につけ、各自の「志」を粘り強く実現させていって欲しいと願います。

・高い「志」を持つ(関心・意欲・創造力)
・「志」実現にむけ、どう取り組むかを思考する(計画・観察力・態度・回復力)
・「志」を達成するための資質を養う(強い意志・積極性・主体性・自立心・協調性)
・「志」に共感する良好な仲間を作り社会に生きる主権者としての人格を養う(人間力)
・「志」を自信に代えて、他者に寄り添える利他の精神を確立する(寛容力・自律心)
・社会において、ともに生きるたくましさを持つ(自己肯定感・粘り強さ)